あおいろのさみしさが点滅する まぶしい太陽光 ゆったりとしたBGM 吹き込む涼しい風 すべてと切り離されて やわらかいソファが わたしに身体の 輪郭を伝えてくる ひとりぶんの身体ひとつで 世界とぶつかること 涙は要らないから 視界をひかりで 塗りつぶす ちんすこうりなさんの第二詩集『女の子のためのセックス』(草原詩社)を読了して書いたもの