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読書、天秤、身体

iPhoneの時計は祝日に対応していないのか、連休中も6時にアラームが鳴るので、そのまま起きることにしている。そうするとずいぶん午前中が長い。

昨日の夕方から古川日出男の『沈黙/アビシニアン』を読んでいた。午前中に「沈黙」を読み終えた。音楽の持つ力、出会いの力、血の力、に思いをはせる。このまま今日中に「アビシニアン」も読もうと思ったけれど、すぐに読むのは何だか違う。

 

一度頭を切り替えるべく、まず買い物に出た。100円ショップとショッピングセンターの調理器具コーナーに行きたかった。100円ショップは開いていて、入り用のものだけ買ってすぐに出た。ショッピングセンターに行ったら食料品と生活必需品の売り場だけ開いていると貼り紙があって、調理器具コーナーの売り場は閉まっていた。なんと。まな板が傷んでいて、とうとう茶色の染みが浮いて取れなくなったので、使い続けるのは気分が悪く早々と買い替えたいのだが、生活必需品の基準は難しいな…。ショッピングセンターのあたりは人が多く、びっくりしてすぐに帰った。何をするにも、感染の危険と得られる結果を天秤にかけ続けるのは疲れる。

 

お昼ごはんを食べてから散歩に行く。わたしの散歩コースは、時々人とすれ違うくらい。今日は風があって、それでも少々暑い。半袖を着ていても汗をかいた。音楽を聴きながらだったので、何も浮かばないだろうと思いきや、終盤に詩の書き出しが浮かぶ。

もしかしたら、と思って散歩帰りにスーパーマーケットに寄ったら、まな板が売られていた。選択肢は木製かプラスチック製かの2つしかなかったが、傷んだまな板を使うより遥かによい。手入れを考えて、プラスチック製を選ぶ。暑かったのでアイスクリームコーナーに行くと、懐かしのブラックモンブランが売られていた。これを買わずにいられるだろうか。

 

帰宅後、すぐにアイスを食べTwitterを眺めて、気分も落ち着いたことだし「アビシニアン」を読もうと思った時に、詩を書くんだったと思いだす。それで、先に詩を書いた。まだ書き出しを覚えていた。わたしは詩を書く時に、ひとまずだーっと最後までだいたい30行前後書いて、あとから手入れする。手入れしてもうまくいかないときは、一篇として発表するのは諦める。部分的に再利用することはある。

 

再度気分を落ち着けて、「アビシニアン」を読む。ことばの力とは、何か。ことばとは、何か。名前とは、出会うとは、生きるとは、わたしとは、何か。そういうことを思う。『沈黙/アビシニアン』は凄まじい。読み終えて、ふと思い立ち「#名刺代わりの小説10選」を考えてみた。順不同に10作品。

氷の海のガレオン(単行本版)_木地雅映子

沈黙/アビシニアン_古川日出男

チグリスとユーフラテス_新井素子

紫の砂漠_松村栄子

幾度目かの最期_久坂葉子

流血女神伝_須賀しのぶ

銀の海 金の大地_氷室冴子

すべての、白いものたちの_ハン・ガン

天夢航海_谷山由紀

リトル・バイ・リトル_島本理生

 

だいぶん減量がはかどって、あとは体型だから家で筋トレをしようと思った。ジムに行くのは、コロナもあるし、以前通っていた時に「筋肉量が増えたにもかかわらず、基礎代謝が減る」という謎の現象が起きたため、ためらいがある。

というわけで、腹筋ローラーと海外メーカーのスマホ連動ができる安価な体組成計を買った。腹筋ローラーは思ったよりきつくない。お腹だけじゃなくて腕も使うなと思った。脚もやらねばとスクワットもしている。

体組成計で測定すると、体脂肪が今まで使っていた体重計より低く出る。ただ、体重計は変動が酷くて、朝晩で2%くらい違う時が割とある。体組成計は朝と晩での差が1%もない。あと、基礎代謝は1370kcalくらい、骨量が2.78kgくらい、骨格筋率が45%くらいと出て、本当か??と首を傾げている。わたしの身体に、こんなに筋肉と骨があるのだろうか。でも基礎代謝はジムをやめる前に測ったときも1300kcalはあったから、合っているのだろうな。まあ、この体組成計での値を絶対値と思わず、相対的に数値を維持または改善していくと考えよう。