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引っ越したい、親知らず抜歯1回目

秋も深まってきて、すっかり日が暮れるのも早くなり、定時で仕事を終えて職場を出る時にもうすでに暗い。そのせいなのか何なのか、近頃はとみに引っ越したい意欲が高まっている。今住んでいるところは、街の環境も良いし、家の設備や広さも申し分ないのだけれど、とにかく通勤時間が長い。夏でも帰る頃には薄暗いし、秋冬は真っ暗で寒い。朝は電車の中でうとうとしているけれど、その時間と同じだけ布団で寝られたらいいのに、と思うようになってきた。それで、職場により近いところに引っ越しができればいいなと、この間の土曜日に候補の街を見に行った。今よりはにぎやかな街になるが、暮らせるだろうという感触。家賃と家の広さと設備が希望通りの物件を見つけられたらいいなぁ。引っ越しは意欲があるときにしないと、大変疲れる。

 

今日は、朝から親知らずの抜歯だった。1回目。全部で3回に分け、右上、右下、左上下と4本すべての親知らずを抜くことになった。遅い遅い夏休みに歯科検診を受けたら、親知らずの部分に小さな歯が余計にあるとか、歯がぐらついているとかで、右上を抜いたほうがいいという話が進んだ。しかも、わたしの親知らずの生え方だと4ヶ所とも大学病院を紹介することになるから、4ヶ所まとめて処置したらどうか、と言われ、一気に済ませた方がいいのかなと思って、それでお願いをした。夏休みのうちに大学病院の口腔外科で初診を済ませたら、3回に分けて日帰り手術ということになり、日程も3回まとめて決まり、1ヶ月に1回抜くことになったのだった。

1回目として右上を抜いたのだけれど、切開が必要になるだろうという事前の見立てに反し、切開せずに抜けたそうだ。それにしても、ものすごい力で引っこ抜かれた。口にこんな圧力を感じたのは初めてだった。麻酔の注射が痛いんだろうなと思ったら、腕前がよいらしく、針が刺さるときに少し痛みを感じただけだった。あと、抜いた部分が軽く感じられる。

お昼前に麻酔が切れてから、抜いた部分がすごく痛い。りんごジュースやお茶を飲もうとしたら、痛みがあって予想より口が開かない。半開きの口でアイスクリームを食べて、化膿止めと痛み止めを飲んだ。そうしたら眠くなってきて、3時間近く昏々と眠った。

お腹は空くのだが、口が痛いと食べる気が起きない。それに左側で噛んでも、右側に響いて痛い。お粥、伊勢うどん(太めの柔らかいうどん)、ゼリー飲料、1リットルのアイスクリーム、パンプキンスープ(缶入りの牛乳を加えて仕上げるもの)を用意しておいたので、何とかなると思いたい。

食べられないためか、高山なおみ著『諸国空想料理店』を読んだ。痛みが取れたら塩豚を仕込もうと思った。

夕方、痛み止めの効果が切れてきてまた痛み出した。切開なしでこの痛みなら、歯が埋まっているために切開するあと2回が怖いな…。